2020年05月02日
フレーム交換作業 その1
今回はお客様よりフレーム交換依頼です。
COLT刻印(M16A4)のフレームをFN刻印のフレーム(貴重なプライム製)に組み換えます。
組み換えの場合、まずは一旦分解して必要な細かいパーツをスワップし再度組み込む必要があり
ある意味、キットを組むより手間掛かります。
一番厄介なのはトリガーガードです。
組み込む際も注意して行わないとフレームを割ってしまう危険性がある難易度の高い部分です。
特に社外フレームの場合、ピン穴の大きさを小さ目にしているメーカーもあり無理に叩き込むと
酷い目に遭います。
更に厄介なのは換装元のトリガーガードを外す際です(;´Д`)
年季の入った鋳造品フレームはただでさえ弱くなっておりピンを軽く叩くだけで割れる事もありま
すので、基本トリガーガードを流用される場合は古いフレームは最悪ダメになる覚悟をして頂い
ております。無事とれたらラッキーくらいの気持ちで...
今回のお客様はそのあたりを知っておられる人だったので「トリガーガードは流用しないで新規
に購入」との事だったので助かりました。
お預かりはロアーのみだったのですが、まずは到着時の動作確認でロアーのみの空転動作
チェックを行います。その後、当店デモ機のM16A4アッパーを組んで見て空撃ち動作チェック。
綺麗に3点バーストしてます。セミのキレも良く快調に動いています。
動作確認後に分解を開始です。まずはグリップ底板を外してブラシ滓の状況を見ます。
今回は底板は綺麗でブラシ滓もこの時点ではほぼ無い綺麗な状態です。
次に、グリップを抜きます。マルイ系とは違いグリップをフレームにネジ固定してないので、
底板を外すだけでグリップは抜けます。
M16A2、A3(A4)系のSWDからの配線はM4系と違い柔らかい赤黒の配線になります。
柔らかい配線はメリットもデメリットもあります。どちらかと言えばデメリットの方が多いかな...
良くあるのは赤(プラス側)配線の被覆剥けです。
モーター底部分とグリップ底板の間に挟まれて被覆が破れてしまう事が多いです。
メーカー組立て品でも結構な割合で破けているので仕方ないのですがあまり良い気分しない
ですね。
今回は赤色配線は無事でしたが黒(マイナス)配線に被覆破れが発生していました。
どちらかと言えば被覆の材が劣化した感じの破れ方でした。
被覆破れの場所にもよりますが今回の場合は補修可能な場所なので収縮チューブを使い
補修しました。補修が難しい場合は配線を切って新しい配線に取り替えます。
次回に続く・・・
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Posted by papa at 13:06│Comments(0)
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