2015年09月10日

トレーニングウエポン使用上の注意 その3

トレーニングウエポンHOP調整

トレーニングウエポンのHOP調整はマガジンを抜いてHOPチャンバー下側の六角ネジで
行います。

調整にはマガジンを抜くので多少面倒ですが一度調整すればよほどの環境変化がない限
りそのまま使えるので我慢して下さい。

調整ネジはネジロックされている場合もあるので硬い時は一旦インナーバレルを抜いて緩
めてから組み直して調整して下さい。逆にゆるすぎる場合はネジロック剤を塗ってから素早
く調整して下さい。緩いと射撃の振動でネジが緩んで来ます。後述しますが緩むとHOPが
強く掛かるため弾詰まりが発生しギアトラブル等の重大な障害原因となります。

トレーニングウエポン使用上の注意 その3
HOP部分の構造画像です。

トレーニングウエポン使用上の注意 その3
この画像を見て仕組みを理解すればHOP調整ネジをどうすればHOPが掛かる方向に
持って行けるか理解できると思います。

赤矢印部分にHOP調整ネジあたります。
ここを上方向に押す事でHOPアジャスター(銀色金属部分)を押し上げ結果ローラーパッキ
ンが上昇してHOPの掛かりを弱くします。
調整ネジを緩めると下側クッションゴム(2本入っている半透明チューブゴム)弾性でHOP
アジャスターが下降しローラーパッキンが下がるのでHOPの掛かりが強くなります。

画像を見ても分かる通り、HOP調整ネジが当たる部分はかなり薄い構造です。
アジャスターの材質は金属ですが鋳造合金製なので指で曲げられる程度の強度です。
HOP調整ネジを締め過ぎる(HOPを緩める方向)と簡単に変形してしまったりネジでアジャ
スターを突き破ったりします。

普通の感覚でいけば「締めていけばHOPが掛かる」 「緩めていけばHOPが弱まる」と思い
がちですがこの構造を見ると逆と言う事が分かります。
トレーニングウエポン初心者の方はHOPの掛かりが悪いと、つい調整ネジを締めHOPを
強くなると勘違いし締め過ぎてしまいアジャスターを壊します。
アジャスター自体はたいした値段では無い(数百円)ですがチャンバーを分解するのは熟練
者で無いと難しくフィールドで行うのは多少厄介ですので注意が必要です。

中古購入品等でHOPの掛かりが悪い場合は一度アジャスター部分の変形を確認する必要
あるかもしれません。

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