2014年01月22日
初期型PTWのメンテ その7(ギアBOX編)
フルOHではギアケースだけになる程度までバラして清掃し消耗品でもあるワッシャー類を
全交換しベアリング類を点検/清掃/注油しプラネタリーギアシャフトに変形があれば交換し
ますが、簡易OHの場合はギア類を外し古いギアを清掃して注油程度までです。
もちろんべりリングの清掃&注油は行い各ギアの清掃&グリスアップはします。
セクタギアを指ではじくと暫く回転が止まらない様なギアBOXを目指す訳ではありません。
再組立しヘリカルサンギアを指で押して目立つ引っ掛かりや動かなくなるような場合は再度
組み直します。グリスは適量塗布します。塗り過ぎはNGですが薄すぎるのも問題です。
純正以外のグリスはあまりお奨め出来ません。
極端に回転抵抗がなくなるとセクタギアがオーバーランしてしまい検知基盤がそのオーバーラ
ンを検知し無駄にEFTで回生ブレーキを掛ける様になる可能性もあり基盤やモーターに負荷
を掛けるかもしれません。
また、社外品のモーターを使うと磁力が違う為に回生ブレーキの効きに差が出て、基盤やモ
ーターの故障原因になると考えます。もちろん純正と同じ性能(回生力も含め)であれば問題
は無いと思います。
Posted by papa at 19:03│Comments(0)
│トレポン講座