2017年12月11日

バリューキット3を使ったPTWバージョンアップ その4


は...入らない(;´д`)


よくある話なのですが、古い年式のロアーレシーバーに現行モーター(7511~490KUMI、7511KUMI等)
を装着しようとすると全く入らない事があります。

古いPF480モーターのヘッド部分は鋳物で若干現行モデルよりヘッド部分の各寸法が小さい用で、逆に
現行ロアーフレームにPF480モーター等を突っ込むと緩々です・・・

まず最初に凍ってしまうのはローアフレームのモーターハウジング入口です。
ここの幅がモーターの幅より狭いので物理的に全く入りません。
この部分は柔いので躊躇せずヤスリで削り飛ばします。

次に入らない部分はピニオンギアの下の筒状部分がロアーの穴にタイトすぎて入りません。
鉄鋼丸ヤスリでゴリゴリして気長に拡げても良いのですがコスパ(工数的に)が非常に悪く見た目(実際
は見えないですがプライド面で...)も悪いので加工屋さんに持ち込んで正確に拡げて貰います。

こっちは簡単に「ここに12mm弱のが入る様に拡げて」と注文しますが斜め穴の上に複雑な形状のロ
アーフレームなので加工屋泣かせです。
そこはプロに任せてすんなり入る様に拡張してもらうのは良いのですが次の難関が待ち構えてます。

ピニオン下部分はきっちり入るのですが次の段階でモーターを90°捻ろうとすると全く廻りません。

モーターのヘッド部分とロアーの噛み込む部分のサイズが合って無い為に90°捻る事が出来ない訳
です。ここの部分に関しては加工屋に頼むには正確な寸法を持って行かないとダメなので自分でやる
しかありません。削り過ぎるとモーターの取り付けが緩くなり動作時にガタが出ます。
1時間以上費やして少し削ってはヘッド(別パーツで490KUMIのヘッド部分を持ってますのでそれで
試します)を入れてみては干渉部分を探して削るの繰り返しを行いちょうど良い具合まで調整を繰り
返します。これで腱鞘炎がまたぶり返す訳ですね(;´д`)


手首を痛めつつちょうど良いテンションで装着出来る様になって無事モーター装着完了です。

あと...モーターセットピンを打ち込む際ですが力任せに打ち込まないで下さい。
途中まで打ち込んで止まった場合は一度抜いて(これも大概大変な作業ですが)干渉部分を確認し
その部分を鉄鋼ヤスリ等で削りピンが無理なく入るように調整しつつ打ち込みます。
ピンが曲がったり先端が変形する程叩くと衝撃でモーターが破損(外観は大丈夫でもローターの
接着部分や銅線にクラック入って動かなくなる事が結構発生してます)します。
非常に面倒で手間は掛かりますが手馴れた人の組んだモーターは配線の取り回しやハンダの
具合みたいに見れば分かる部分の他にもピンを抜く際のテンションで技量がわかります。

一見、高いように見える組立工賃ですが細かい手間を時間換算すると以外に納得出来る価格
かもしれませんよ(笑)


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