2017年10月23日

PTWシリンダーOH  その3

PTWシリンダーOH  その3
ピストン廻りのOH 続き

ヒストンヘッドの中心部穴にピストンヘッドOリング小が入っています。

当初はクリーム色で硬目のOリングでしたが2年程前に赤い柔らか目のOリングに
変更されました。個人的にはこの赤Oリングにはあまり良い印象は無く採用されて
すぐに2件程続けて給弾しない事象があり調べると赤Oリングが変形していました。

当店ではクリーム色Oリングが在庫あったのでそれに変更したら発生しなくなった
ので動作チェックしておかしい場合はクリーム色にしていました。

ただ、数ヶ月前のロットからまたクリーム色のOリングに戻っていたのでやはりクリ
ーム色の奴の方が良いのかもしれません。

ただし寒い時期は赤の方が柔らかいので季節で使い分けるのも良いですね。

尚、この材質のOリングは基本赤色らしくてクリーム色のは特殊だそうです...

PTWシリンダーOH  その3
ピストンヘッドOリングは若干抜きにくいのでこの様な工具あると便利です。
PTW専用工具では無く、電子基板とかの基板抜き工具セットに入っているモノ
ですのでDIY店やアストロプロダクトとか行けば売ってると思います。

Oリングを抜いたら入っていた穴の内部が汚れていると思いますので綺麗に掃除
してください。
掃除せずに新しいOリングを入れても汚れで摩耗が早くなるので必ず綿棒等を使
い穴を清掃しましょう。

清掃が終わったら内部にはグリスをせずOリングにたっぷりシリンダグリスを塗布
して元の位置に入れます。

Oリングを交換するかどうかの判断ですが使い方や環境にもよるのでなんとも言え
ませんが新品のOリングを装着したピストンにシリンダーヘッドを差込み、真っ直ぐ
な状態でシリンダーヘッドを引っ張ってみてください。
斜めだとダメですがピストンとシリンダーヘッドを一直線にして引っ張るとある段階
でOリングのテンションのみで繋がっていたノズルがパチンッと外れてシリンダー
ヘッドとピストンが分離されます。
難しいかもしれませんがそのテンションの強さを何回か試して覚えておいて下さい。
Oリングが切れてしまったり異様に摩耗するとあまりテンションが掛からない状態
でピストンとシリンダヘッドが分離されてしまいます。

この様な状態のOリングで実際の射撃を行うと、ノズルが充分に後退しない状態
で前進してしまうのでノズルの後退ストローク不足により給弾不良や停弾や弾割
れをおこしてしまいます。

給弾不良や弾割れが発生して一番安易に疑うのはマガジンですがPTWの場合
純正マガジンを使っている限りマガジンより先にノズルの動作を疑うべきかもしれ
まあせん。


次回に続く・・・


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