2015年09月24日

シルバーウィークの仕事 その5

シリンダーヘッドをスパナ等で緩めるとピストンごと抜けます。

この点がマルイ方式と違う部分で、ピストンヘッドとシリンダヘッドのローディングノズルが繋がって出て来る訳です。



ピストンを後方向に引っ張るとノズルも同時に数cm下がり、マガジンよりチャンバーに弾を噛み込む訳です。

もちろん、ノズルの後退量には限度があるのでそれを超えてピストンが後退した時点でピストンヘッドよりノズルが

リリースされてノズルは元の位置に戻ります。その繰り返しを行うのでピストンヘッド中心部にあるノズルを咥える

穴の中のOリングがとても重要な役目を果たしています。この画像はそのOリングを除去している図です。

シリンダーヘッドとOリング(小)

シリンダヘッドのノズルB(見えているピストン側のノズル)とOリングに専用シリンダグリスを塗布して組み直します。

Oリングの入っていたピストンヘッドの穴には汚れがあると思いますのでOリングを取り除いた際には綺麗に清掃

して下さい。


組み直す前でも組んだあとでも良いのでピストンとシリンダヘッド単体で接続と切り離し動作を行ってみて下さい。

本来、購入直後にこの作業を行ってみて、どの程度の硬さで接続されているかの感覚を掴んで貰うとOリングの

消耗時の感じを実感出来ます。ノズルスプリングのテンションに負けすぐノズルをリリースしてしまう様であれば

Oリング交換時期です。そこまで緩いと弾を送り込む前にノズルがリリースされてしまい給弾不良や弾噛みを起

こします。

このトラブルはギアクラッシュ、ピストンクラッシュ、モーターや基盤への負荷等重大な故障原因となるのでマメ

に点検/清掃を行う事をお薦めします。


シリンダー部分のみを送って下されば有償にはなりますがOH作業行います。

お問合せはモデルショップPAPAまで 
メール hirokomama0527@yahoo.co.jp



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