2018年12月07日

故障診断&修理   その1 

故障診断と修理



「バッテリーを繋いだ瞬間に暴走するのですが...」との相談を受けて預かったカスタムPTW。
アッパーはVLTOR製レール一体のVIS。
ほかにも贅沢なカスタムを施してあるがとても綺麗な個体。

通常、バッテリー接続した瞬間に暴走が起きると言う事は回路閉鎖が出来ていないと言う事
なので(SYSTEMAメカニックから聞きかじっただけですが...)考えられる原因はFET基盤の
故障が一番の要因。

10年くらい前は寒くなるとバッテリーの電圧低下等で暴走が頻発していたが最近はあまり発
生したと聞かないが...はてさてなんでなんだろう?



って事でテイクダウンしてみると...「あれ?SECUのブリッジってこんな感じだったけなぁ...(;´д`)」
預かった際にちゃんと見ておけばすぐ気づいたのですがこのSECU(ブリッジ4本カバー式)は'07
モデルです。

ちなみに超短期間だけ'06基盤と私が勝手に呼んでいるフル/バースト切り替え式の幻のSECU
(ブリッジ3本)もありましたがそれはまたの機会に。。。

SECU(ギアケース内部のボルトストップあたりに入っている制御基盤)には数種類あり(第一世代
から第四世代)今回の個体は第三世代の'07あたりで流通していたSECU基盤です。

基本、第二世代とほぼ同様の機能&構成で使用されているFET等が第二世代に比べ信頼性
は高くなっており暴走の危険度は下がっているとは言え極低温時やバッテリーからの供給電圧
が低くなると暴走する傾向は第二世代と同様で引き継いでます(;´д`)

ただ、今回暴走が発生した時期は外気温が3度以下と言う様な過酷な環境でもなく何故発生し
たのか疑問が残ります。原因究明の為に作業を先に進めます。

                               次回に続く。。。



個人売買で購入した個体や他店購入品でも修理受付可能です。
修理に際しては故障診断(有償:7800円)を行い修理費用の概算を提示してから本修理に掛か
ります。概算算出時点で修理を継続するか止めるかの判断も可能です。
継続して修理を行う場合、本修理の工賃より故障診断費用を差し引いて精算します。


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