2015年06月30日

トレーニングウエポンのヒューズ交換  その1

トレーニングウエポンのヒューズ交換  その1
突然、トレーニングウエポンが停止してしまった...
焦りますよね・・・ 高額な修理費用&修理期間が(汗;;;

まずは初期診断が必要です。
テイクダウンしてピポットピンを抜きロアーレシーバーだけにした状態でボルトキャッチあたりに
ある基盤を注視した状態でセレクターをSAFE⇒SEMIにしてみて下さい。
普通は基盤の赤LEDが一瞬だけ一回点滅する筈です。

この状態で点滅さえしない場合はバッテリーから検知基盤まで電流が来ていない、セレクター
基盤が破損している、途中で配線が断線かショートorヒューズが飛んでる可能性大です。

もちろんバッテリーはフル充電できている状態でコネクターも活きているのが前提ですが...

上記の診断テストを行った結果、LEDの点滅が確認出来ない場合、単にヒューズが飛んで
(溶解して)いる可能性あります。ただ、ヒューズが飛ぶには必ずなんらかの原因あります。

何もない時にヒューズが飛ぶ事も絶対にないとは言えませんが大概の場合、想定外の電流
が流れた為にヒューズが融解する事が殆どなので妄信的にヒューズ交換を行うのは絶対や
めて下さい。下手すればもっと事態を悪化させる場合(もう既に悪化してるかもしれませんが)
もあります。

心当たり(弾詰まりとかここでは言えない様な強烈なスプリングやスプリングスペーサーとか
ギアクラッシュ、ギアスタック等)がある場合はまずはその要因を除去してからヒューズ交換
を行って下さい。

何度も言う様ですが単にヒューズを交換するだけでは大概の場合解決にならず再発する可
能性が非常に高いです。ごく稀にヒューズ単体不良等で交換だけで治る事もありますが...



ここからはヒューズが飛んだ要因が分かって解決した前提でヒューズ交換の手順を説明します。


実はヒューズが飛んだかどうかを確認する手順と交換手順はほぼ同じなのでヒューズの
状態を診るには交換と同じ手順を踏む必要があります。

1 テイクダウンしてアッパーとロアーを分割する。
  これが出来ない人はショップに預けた方が良いのであえて説明はしません。

2 ストックチューブキャップを外す。
トレーニングウエポンのヒューズ交換  その1
  従来型(ニッカド仕様)と現行型(Lipo仕様)でキャップ形状が若干違いますが基本これを
  外さない限りはSWD(FET基盤)にアクセス出来ません。
  キャップセンターの穴(凹み)に合うサイズの六角レンチやポンチ等を使いコジって抜きます。
  従来型キャップは穴が貫通しているので比較的抜くのが楽ですがあまり奥までレンチ等を
  突っ込むと配線や基盤を破損させるので注意が必要です。
  尚、キャップを抜く際にきつくて抜けない事があります。その際はキャッスルナット(チューブ
  ナット)を少し緩める事で抜きやすくなるので必要に応じて緩めて下さい。
  ただし注意しないと緩める事でチューブが回転してしまい配線を切断する事もあるので慎重
  に作業を行って下さい。


http://modelshoppapa.shop-pro.jp/?pid=91196499
トレーニングウエポン用 35Aヒューズ



                                           続きは次回




同じカテゴリー(トレーニングウエポンメンテナンス)の記事画像
DD製RISⅢFSPの取り付け  その7
DD製RISⅢFSPの取り付け  その6
DD製RISⅢFSPの取り付け  その5
DD製RISⅢFSPの取り付け  その4
DD製RISⅢFSPの取り付け  その3
DD製RISⅢFSPの取り付け  その2
同じカテゴリー(トレーニングウエポンメンテナンス)の記事
 DD製RISⅢFSPの取り付け  その7 (2024-03-13 16:51)
 DD製RISⅢFSPの取り付け  その6 (2024-03-12 10:03)
 DD製RISⅢFSPの取り付け  その5 (2024-03-11 10:03)
 DD製RISⅢFSPの取り付け  その4 (2024-03-10 10:03)
 DD製RISⅢFSPの取り付け  その3 (2024-03-09 10:03)
 DD製RISⅢFSPの取り付け  その2 (2024-03-08 10:03)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。