2018年04月23日

PTWメンテナンス その5

 5/28~6/4 6/6~10は出張の為不在です。
メールの返信や商品発送が出来ません。
帰着次第に対応しますので、ご迷惑お掛けしますが何卒ご理解願います。



シリンダーメンテナンス


一番簡単に出来て効果的なメンテはシリンダーです。

何回も書いていますが、PTWのシリンダーは気密が異様に高いので吸気工程でノズル付近
の異物を色々吸い込んでしまいます。

マガジンウェル内部のゴミ、異物、ホコリ、砂、土等やマガジンポーチ内部にあるゴミ等がマグ
チェンジの際、給弾口あたりに付着したままマガジンを差し込むと吸気サイクルでノズルが後
退した際に一気にゴミ等をシリンダー内部にノズル経由で吸い込んでしまいます。

それがシリンダーグリスと混ざってコテコテになり更に連射時の空気圧縮や摩擦熱で固まり
シリンダー内部は結構大変な状況になっている事があります。

もちろん、シリンダー内部に入る前にノズルの挿さるピストンヘッド中央部の穴にも色々な異
物が入りこちらもシリンダーグリスと混じって粘土状の物質?を形成してたりします。
これらの影響でピストンヘッドOリング(小)やメイン(ピストン外周Oリング)も偏摩耗したり酷い
時は切れてしまう事さえあります。

最近多いのは加速シリンダーのポートをピストンヘッドが通過する際にピストンヘッドメインO
リングがポートの淵で削られてその滓とシリンダーグリスが混じって更に連射時の熱で溶けて
シリンダー内部に薄いゴム状の黒い膜を形成している例を見かけます。
こうなってしまうと簡単に膜を除去出来なくなり(普通のパーツクリーナー等では歯が立たちま
せん)最悪シリンダー交換となります。
この現象が発生すると妙に初速が低下して給弾不良や弾割れ、初速不安定などの症状が発
生します。心当たりある人は是非シリンダー内部をチェックしてみて下さい。


シリンダーのメンテナンスは極簡単ですが専用工具がないとシリンダーに傷がついたり分解
できなかったりします。現行シリンダーはステンで強いですがアルミシリンダーの場合に代替
工具を使ってネジが固着したシリンダーを分解しようとしてシリンダーを変形させた人は結構
居ます。私も二個くらい変形させてしまいました。


出荷次期によってはシリンダーヘッドやスプリングガイドをネジロックしている場合があります。
そんな場合、無理に分解しようとするとヘッドのネジ部分やガイドの穴を変形させてしまいます。
出来れば軽くバーナーで炙ってやってネジロックを焼いてから専用工具を使って分解しましょう。

尚、バーナーで炙るとシリンダー内部のゴムやシリコンパッキン等はダメになる可能性高いの
であらかじめパッキン類を用意するか専門ショップに任せるのが良いと思います。

シリンダーのオーバーホール(OH)は随時受付しております。
数日で完了するので次のゲームまで余裕のある時にでもシリンダーのみ送って下さればすぐ
に対応させて戴きます。
固着や変形、シリンダー内部の皮膜等が発生している場合は別途費用が必要ですが清掃のみ
であれば比較的安価でメンテ可能です。

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