2018年01月26日
7511KUMIモーター ＯＨ その1
7511KUMIモーターのＯＨ
調子が悪くなってきたモーターのＯＨです。
分解するに際して最初に行うのはピニオンギアを外す事です。
バーナーで軽く熱してやるとピニオンギアを固定しているスクリューは簡単に緩みます。
そのまま緩めようとするとレンチが曲がったりネジが潰れて酷い目に遭います。
面倒でもバーナーで加熱しましょう。(経験者は語る...)
次のフェーズはブラシ廻りの分解です。
ここでの注意は極性を間違えない様にする事です。
プラスマイナスは確実にマークしておきます。
次にモーターベースを外す為に固定している六角ネジ４本を外します。
モーターベースを抜く前に必ず極性を覚えておきましょう。
あまり意味が無い様に思われるかもしれませんがマグネットケースの穴位置との関係
で反対向けに装着すると固定ネジが入りにくい事が多いです。
モーターベースを抜く際は大概苦労します。
この様にロアーに一度モーターを差込モーターの下側を持って下方向に引き抜きます
がしっかり噛み込んでいる場合は隙間にマイナスドライバー等を突っ込んで少しずつ
隙間を広げて抜きます。ＯＨ後には多少モーターベースに傷が入る事ありますが性能
には影響与えませんのでご容赦下さい。
480、490、旧7511、7512、490KUMI等のモーターと違いN7511や7511KUMIはマグ
ネットケースが一体式なので例のモーター分解治具は使わずに済みますのでメンテナ
ンス性が良いと言えるのですが反面エンドベルのネジ部分が逝ってしまうとマグネット
ケースassy交換の必要があるのでコスト面では痛い出費になります。
続く・・・
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