2015年11月14日
SR16E3-MOD1 その5
ロアーレシーバーの組み立て
一番の難関はトリガーガードの装着です。失敗するとロアーフレームが割れるので物凄く緊張します。
特にSGT製フレームはもともとのトリガーガードピン穴が小さめなので無理にピンを叩き込むと間違
えなくピン穴付近が割れて超高価なロアーがゴミとなります。再度手配出来れば金銭的な負担だけ
で済みますが実際はオーダーしても数ヶ月掛かるのでショップとしてはお客様に多大な迷惑を掛け
る訳になるのです...ここは慎重に(´Д`;)
更に言えば実物トリガーガードは多少グリップと干渉するのでそのあたりの対処もしないとグリップ
を挿し込む際の障害にもなります。グリップ挿す時点で当たると... 再度恐る恐るピンを抜いて(抜
く際にロアー壊す人も多い)トリガーガードの干渉する部分を切削してまた装着する恐怖と戦います。
なにげに装着されているトリガーガードにこんな苦労があるのは知らない人多いです(´;ω;`)
他にもアンビマガジンリリースのピンを挿す際も苦労します。ピンポンチで叩きにくい場所の為、
かなり厄介な作業になります。誤ってフレーム傷をつけたら悲惨なのでここも慎重に作業をします。
SGTフレーム(特にSR16E3)は工賃5倍くらい欲しい程手間が掛かります。多少傷ついても良い
なら3倍で良いです(笑)
ギアBOXも個体差でかなり入りがキツい場合あります。ギアケースの当たってる部分を少しずつ
削って何回も入れ直して収まりの良い状態にします。多少キツくても叩き込めば入るのですが、
そうするとメンテの際抜くのにとっても苦労します。
二度と触らないつもりならたたき込めば楽ですが...
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