2014年08月19日

KUMIモーターについて


M4,M16系KUMIモーター

トレーニングウエポンM16やM4系のモーターは二機種あります。

7511型KUMIモーター
490型KUMIモーター



基本的な構成パーツ(ローター、マグネット)は同じですがヘッド部分の材質差や組立方法
に差があります。またマグネットケースの違いで若干のパワー(トルク?)差がある様です。

7511型
7511型は閉鎖型のマグネットケースなので磁力の逃げが少なく回転トルクや電磁ブレー
キの効きが良く究極のパワーを求めるならこちらが良いと思います。
ただ、マグネットケースが従来と違うので多少厚みがあり従来のグリップは使用できず
専用グリップが必須になります。そのために他社製グリップは使えません(現時点では
7511用が出ていません)。
ヘッド部分は鋳造品でその上に塗装を行っている様です。
マグネットケースの固定方法が490型とは違います。
分解は比較的簡単です。

490型
490型は開放型でローターが見えるので磁力の効率は多少落ちるかもしれませんが冷却
面等では有利な気がします。また、グリップを抜けばローターを手で回せるのでメンテナン
ス時などは便利です。また従来型のグリップがそのまま使えるので外品のグリップなども
仕様可能となります。
ヘッド部分はアルミ切削品の様で鋳造品より少しサイズが大きい(一部のみ)様です。
分解は結構厄介です。



マグネットケースの形状から7511型の方が捻じれ方向の強度は強い為、構造的には強度
があると思われます。ただし純正グリップを使う限りはグリップも構造体の一部となりますか
らどちらを選んでも大きな差はない様な気がします。

装着して撃った感じあまり差を感じないのでどちらを選択するかは好みの問題かもしれま
せんがバリューキット1、2は7511型を採用しておりバリューキット3は490型を採用してい
ますので購入の際は注意が必要です。

7511型はマグネットケース中央部の膨らみのせいで従来型グリップが使えないので専用
グリップが必要になりますが従来型グリップを太目の丸ヤスリでマグネットケース膨らみに
合わせて削ったら普通に使えました。ただし二日くらい腕がダルく仕事になりませんでした(笑)
社外品グリップも頑張って削れば使えるかもしれませんが削りすぎで穴あいても知りません。
尚、当店ではグリップ加工(7511対応)は一切行う予定ありませんので・・・あしからず。

お問合せはモデルショップPAPAまで 
メール hirokomama0527@yahoo.co.jp
  

2014年08月19日

HK416+バリューキット2  その15


7511モーターPF490+鈴友HK416ロアー

鳴り物入りで登場した7511モーターですが振動やノイズ面でイマイチ人気が無く結局
KUMIモーターに全面刷新されてしまいましたが。。。その7511モーターだとすんなり装着出来
るのです。


失礼しました。この画像に装着しているモーターはPF490です。
N7511やPF490、初期型7511等を色々試していたので間違ってしまいました。
申し訳ありません。


たぶん、鈴友さんはこのモーターを基準にロアーレシーバーを作成したのでは無いかと思われ
ます。採寸から原型作成してデーターを造り試作品を造りテストを行い最終的なリリースをする
とそれなりの期間が必要です。販売時期から逆算すると7511を基準で作ったとしてもなんの不
思議もありません。

7511はヘッド部分が鋳物のままで塗装仕上げも無く材質そのものの仕上がりでした。
現行の7511型KUMIモーターは見栄えの面か黒の塗装をしているので初期型ヘッドを流用
しているとすれば塗膜の分は厚みを増している訳です。

上記記述も間違いで7511の初期型はアルミ削り出しで黒ヘッドです。
画像のは少し特殊な490でヘッド部分は鋳造品の様です。
490も初期や中期のモーターはヘッド部分が鋳造でした。


要するにKUMIモーターを使う場合は最低でも塗膜分削ってあげないと入らない程、タイトに
造ったフレームな訳です。

いずれにして中華トレポンの様にユルユルなサイズにされると調整のやりようがないですが
タイト目に造って呉れているのであとはビルダー側でなんとでも出来る訳です。

今回、490を装着した際は誂えた様にピッタリ面が揃って装着できてセットピンの入りも具合
の良いモノでした。
このあたりの精度には目を見張るモノがあります。鈴友さんの次期キットにも期待大です。


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